三重県名張市でリフォーム増築工事が始まりました。今回もデザイン重視かつ実用性確保でプランを立てています。
まず、施工前の画像をお見せしながら現状の問題点と工事方針を簡単に説明したいと思います。
①和室
■現状:床の間+押入付きの6畳の和室です。現状は室内一面にビニールシートをひいてペットルームとして使っています。画面向かって左側は引き違いの腰窓ですが、納戸を造ったためと隣家の視線が気になるため雨戸を閉めっぱなしです。通気性も悪く畳も傷んでいるため、カビ臭い状態になっています。
■計画:リビングと一体化。無垢材のフローリングを貼ります。開口部を新しくすることで採光性と通気性を確保します。
②リビング
■現状:開口部が低いために日中でも暗い。また、生活動線が整頓されていないので、使い勝手が悪くなっている。
■計画:開口部を高くして採光性を確保します。現状、家具が開口部を塞いでいる部分もあるので、造作家具を造ることにより使い勝手と収納性、採光性、通気性をそれぞれ確立させます。また、リビング及びダイニングからペットの様子が常に窺える場所にペットルームを増築して人と動物の居住空間を独立させることで、それぞれがストレスなく生活できるような生活動線を作り上げます。
③トイレ
■現状:膝元が狭いため、着座したときに圧迫感がひどい。もともとトイレ空間が狭いのでタンク付きトイレの存在感が大きすぎる
■計画:タンクレストイレに変更します。そして、トイレを奥にセットバックすることで膝元の空間を確保します。また、トイレの空間を飾窓に入れ替えることで、洒落た清潔感のある空間に作り上げます。
④脱衣室
■現状:乾燥機付きの洗濯機が開口部を塞いでおり、採光性、通気性ともに悪い。洗面キャビネットと洗濯機の置き場所がお互いに邪魔しており、使い勝手が非常に悪い。
■計画:開口部分を新しく入れ替えます。道路に面しているため、通行人の視線も気になりますので外部からの視線をシャットしつつ、採光性と通気性を確保します。また、洗面キャビネットと洗濯機が並列できるように、洗面キャビネットを造作でこしらえて落ち着いた癒しの空間が演出できる洗面脱衣室に変身させます。
⑤浴室
■現状:昔ながらのタイル状の浴室の為、とても寒い。脱衣室からの段差もあり危ない。また、お風呂自体も老朽化、旧式化しているため非常に使いづらい。
■計画:最新のユニットバスに入れ替えます。脱衣室との段差を解消することで使い勝手及び安全性を向上させます。
以上が大まかな現状の問題点と計画の概要です。他にも細かい部分がありますが、それは工事の進行とともに紹介していきたいと思います。次回は施主様の希望と当社の提案をイメージパースに落とし込んだプロジェクトの概要を紹介したいと思います。